話が丁寧すぎると
何を言いたいかわからない

 たとえば、あなたがフィットネスクラブに入会しようとしたとします。

 フィットネスクラブに行って、次のような勧誘をされたら、どう思うでしょうか?

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「当フィットネスクラブで3ヵ月間、プログラム通りにきっちりと運動すれば、必ず成果が現れ、理想的な体を手に入れることができます。ダイエットになるばかりか、つくべきところに筋肉がつきます。また当クラブでは最新鋭のマシンを5台導入しています。このマシンは欧米でも人気で、セレブの愛好家も多いようです。日本ではまだ導入しているところは少ないようです。しかも、今なら入会金も半額になっています。始めるなら今しかありません!」

 こんな勧誘では、入会する人はおそらく皆無。

 焦点はぼやけているし、話が長いばかりで、これでは入会金が半額と言われても魅力を感じません。

「話が丁寧すぎて、何を言いたいかわからない」──これが稼げない人の話し方の特徴です。

 稼げる人は「100点満点」ではなく、「合格点」を狙ってきます。

 具体的には、話の起承転結は無視して、「結論」だけを羅列します。

 先ほどのフィットネスクラブの勧誘トークであれば、次のようになります。

「100点満点」ではなく、「合格点」を狙った話し方が、いかに聞き手にわかりやすいか、理解できると思います。


「当フィットネスクラブをおすすめする理由は3つ。1つ目は夏までの3ヵ月で理想のボディがつくれること。2つ目は最新鋭マシンが体験できます。そして3つ目、今なら入会金半額、始めるなら今しかありません!」

 このような勧誘トークなら、あなたも入会したくなるのではないでしょうか。

 稼ぐ人は余計な情報は省き、端的に伝えます。

 ポイントは、最初に伝えたいこと、つまり「結論」の数を宣言すること。

「結論」が3つあると宣言すれば、聞き手もその3つを聞きもらさないように注意して聞きます。細かい説明やメリットは、その後にダメ押しとして話してあげればよいのです。

 これが確実に合格点を取れる話し方なのです。