ドナルド・トランプ米大統領に対する弾劾調査は3カ月にわたり行われてきたが、米国民の賛否は依然として二分され、有権者の過半数に達する支持を得られていないことが、最新の世論調査で明らかになった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した世論調査によると、トランプ氏の弾劾について賛成は48%、反対も48%だった。下院では18日にトランプ氏に対する弾劾訴追の2条項が採決され、民主党・共和党で賛成・反対が分かれるとみられているが、今回の世論調査でも支持政党によって賛否が分かれた。共和党支持者の約90%がトランプ氏の弾劾に反対と回答。一方、民主党支持者は83%が賛成と答えた。無党派層では50%が賛成、44%が反対と回答した。