ケーキは食事のすぐあと、コーヒーと一緒に
また、大腸には油汚れがこびりつきやすいのですが、この油汚れは、水分や食物繊維のたわしでこすってもなかなか落ちません。油性の汚れは、油性の洗剤で洗うというのが基本。そこで、おすすめしたいのがコーヒーです。
自分でドリップしてコーヒーを飲む方は、コーヒーを入れると、上澄みに油のようなものが浮いているのを見たことがあるのではないでしょうか? これは、コーヒーから出た油分。この油分に、大腸にこびりついた油汚れをごっそり体外に出す効果があるのです。
実際、植物油脂でできたコーヒーフレッシュを水に入れても混ざりませんが、油性の飲み物であるコーヒーに入れたときは混ざりますね。
クリスマスの、濃いクリーム系の洋食やお肉、そして生クリームたっぷりのクリスマスケーキを食べ後は、ブラックコーヒーを1杯。胃腸の中で食べ物の油分と混ざって、腸内にこびりつくことなく一緒に外に出してくれます。
ただし、コーヒーとはいえカフェラテを飲むと、胃腸が消化を行わなくてはならないので、排出まで十分な力がまわりません。また、飲むならインスタントではなく、ちゃんと豆から淹れたドリップコーヒーを、砂糖やミルクを入れないブラックで飲みましょう。
また、もうひとつ大切なことは、食事とデザートの間に時間をあけないことです。
私のダイエットサロンでとっている、お客様たちの食事記録を見てみると、同じようにスイーツを食べた場合でも、食事の後すぐに食べた人と、食事のあと3時間以上あけて、食べた場合では、明らかに後者のほうが太りやすくなっていました。ダイエット中のスイーツは基本的に禁止ですが、このように「今日だけは!」というときは、食事のあとすぐに食べることをおすすめしています。