ストリーミング戦争の幕が開ける。しかし、その結果に大きく賭ける投資家にとって、この決算シーズンに目にすることができるのは、せいぜい予告編にすぎないだろう。10-12月期の目玉は、ウォルト・ディズニーとアップルという著名大手企業によるストリーミング戦争への参戦だった。また、ネットフリックスやアマゾン・ドット・コムなど形勢維持を目指す既存勢力の新たな大型コンテンツも注目だった。この春には米通信大手AT&T傘下のワーナーメディアが新たな動画配信サービス「HBOマックス」を開始するほか、米ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャスト傘下のNBCユニバーサルも16日に新動画配信サービス「ピーコック」の詳細を明らかにした。