東京オートサロン2020が東京モーターショーを凌駕
昨年の来場者数もあっさり更新
昨年の東京モーターショーが130万人を集めて、久しぶりに活況を呈して話題を集めたが、年が明けての「東京オートサロン2020」は会期3日間で33万6060人の来場者となり、過去最高となった昨年をあっさり更新する人気ぶりを見せた。
この東京オートサロン2020は、1月10~12日の期間、千葉・幕張メッセで開催されたが、会場は押しかけた来場者の熱気で包まれ1日平均11万2020人の来場数となった。昨秋の東京モーターショーが1日当たり10万8408人。なので東京オートサロンは、またしても東京モーターショーを凌駕したことになる。
なぜ、東京オートサロンの人気がこれほど高いのか。
筆者はここ6回ほど、この東京オートサロンを主催する実行委員会から依頼されて実行委員を務めており、会期中は幕張メッセに隣接するホテルに泊まり込みで会場に詰めている。東京オートサロン実行委員としての立場から、いまや日本国内最多の来場者を集めるクルマイベントとなった東京オートサロン人気を考察してみた。