メカニズム&安全機能

 新シリーズは全車マイルドハイブリッド仕様。ボディ基本骨格はスズキの新世代ハーテクト(HEARTECT)。フレームの直線配置と環状骨格構造により、高い安全性と高剛性を追求。構造用接着剤と高減衰マスチックシーラーを使い不快な音と振動を軽減した。

 販売の主力となる自然吸気ユニット(R06D型)は新開発。スズキKカー初のデュアルインジェクションシステムとクールドEGRを新採用。実用域での軽快な走りと優れた実燃費を達成した。49ps/6500rpm、58Nm/5000rpmのスペックだが、従来のD06A型(52ps/63Nm)と比べ、実力は確実に上回る。

 ターボユニット(R06A型)は従来ユニットの改良型。スペックは64ps/6000rpm、98Nm/3000rpm。伸びやかなパワーと、豊かなトルクを誇る。トランスミッションは全車2ポートオイルポンプを組み込んだ新型CVT。ターボは7速マニュアルモードとパドルシフトが標準だ。

 新型は4WDの機能が向上。既存のヒルディセント&グリップコントロール機能に加え、スノーモードが新設定された。スノーモードはエンジン出力とブレーキを自動制御し、雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をアシストする。

 安全・運転支援システム、スズキセーフティサポートも改良。衝突被害軽減ブレーキは夜間時の歩行者が検知できるようになり、標識認知機能には一時停止や進入禁止お知らせ機能を追加。後退時ブレーキサポートを新装備する。ターボ仕様は、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールと車線逸脱抑制機能が標準装備される。

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(CAR and DRIVER編集部 写真/小久保昭彦)