③経営者が採用にコミットしていない
最後に重要なのが、ここまで書いてきたことを、経営陣自ら実践できるかどうかです。スタートアップでも中小企業でも、採用に成功している企業というのは、役員クラスが採用に積極的に関わっているケースが多いです。あるいは、とても大きな企業でも経営陣が採用を経営課題の一つだと思っているかどうかは、実際には採用できる人材の質を大きく決定します。
人事部だけにコミュニケーションを任せている企業は、人材を口説ききれず、結果的にいい人材を採用できないのです。
もちろん、「お金」や「工数(時間)」についても同様です。経営者自身が採用に投資する意思決定をしない限り、結果が出ないことは火を見るより明らかです。