入試では遭遇したくない類いの問題

 大問3は省くが、速さがちがう2人の人物が異なる条件下であてはまる距離を求めるもの。ここも確実に解いてほしい。

 大問4は、曜日による生産数が異なるときに曜日を求めさせることと、全体の生産数が与えられたときの決められた日程の曜日と別の月の全体の生産数を求める問題である。条件がいろいろあるので、条件整理をする際に気を付ける必要がある。個人的にはとても解いていて楽しい問題だが、受験会場ではあまり遭遇したくないと思う。

 大問5は規則性を問う問題で、11の累乗の下6桁の数。条件がきちんと書かれ、誘導もしっかりとしているので、解けなくはないと思う。灘の受験生ならばそれほど苦労してほしくはないとは思うのだが、こういった問題が合否を分けるのかもしれない。