頭の中はごちゃごちゃ、持ちものが汚いのは当たり前

 私は、VAMOSの子どもたちの持ちものに、さりげなく目を光らせるようにしています。といっても、それはあくまで女の子が対象。実は、女の子の場合、キャラクターつきの文房具などを、あまりにもきれいに揃えているときには、勉強に集中できていないケースが多いからです。

 一方で、男の子の持ちものは細かくチェックしません。するまでもなく、どうなっているかが明らかだからです。

 なんでしたら、男の子をお持ちの親御さんは、いったん本書を閉じて、我が子の鞄の中を見てきてください。ため息しか出ないはずです。

 男の子の鞄の中はごちゃごちゃです。彼らは、鞄の中身同様、頭の中もごちゃごちゃになっていて、なにをどう準備すればいいのかわかりません。そのため、必要ではないものも詰め込んでいます。それをかきまわして出したりしまったりしているのですから、とんでもないことになって当然なのです。

 もし、持ちものの整理ができていたとすれば、その子は頭の中で取捨選択ができるようになっているのであり、勉強でも一歩も二歩も先んじることでしょう。

 しかし、そんな男の子はまれなので、我が子の「ごちゃごちゃ」を嘆くには及びません。

 それに、東大教授の机などが、ひどく散らかっているケースは多々あります。だから、男の子の持ちものを「整理しなさい」と叱るのではなく、もし、整理できるようになってきたら、成績もより一層輝かしいものになると期待することにしましょう。