米電子たばこ大手ジュール・ラブズは、自社製品を米市場で販売し続けるために必要な申請の一環として、21歳以上のユーザーだけがロックを外せるようにした新たなヴェポライザー(電子たばこ用具)を連邦当局に示す予定だ。5月12日以降も米国で電子たばこの販売を続ける意向のメーカーは全て、同日までに製品を米食品医薬品局(FDA)に提出し、自社製品が公衆衛生にとって害よりも利益が勝ることを示す必要がある。つまり、成人の喫煙者がより安全な商品に乗り換えることの利益が、若者をニコチンに引きつけることによる害を上回ると証明しなければならない。未成年者の電子たばこ利用急増はジュールに原因があるとされ、同社の販売慣行について多くの州・連邦当局が調査に乗り出している。