米大統領選に向けて民主党からの指名獲得を争っているバーニー・サンダース氏がキューバを巡る発言をし、その内容が多くのラテン系有権者を抱えるフロリダ州で非難を浴びている。仮にサンダース氏が候補に指名された場合、スイングステート(接戦州)での勝利が厳しくなるかもしれないと民主党側は危惧している。サンダース氏は23日に放送された米CBSの番組「60ミニッツ」で、キューバの独裁政権には反対する意向を示す一方、「単純にすべてが悪いとするのは不公平だ。フィデル・カストロが就任した際、彼が何をしたか知っているだろうか。彼は読み書きを教える大規模なプログラムを立ち上げた。それは悪いことだろうか」と述べた。
キューバ巡るサンダース氏の発言、ラテン系有権者から反発
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