4日の米株式市場は急反発。新型コロナウイルスによる景気下振れリスクを巡る協調対応の動きが強まったことや、米大統領選に向けた民主党予備選・党員集会が集中した「スーパーチューズデー」でジョー・バイデン前副大統領が大きく躍進したことが好感された。ダウ工業株30種平均の終値は前日比1173.45ドル(4.53%)高の2万7090.86ドル。S&P500種指数は126.75ポイント(4.22%)高の3130.12、ナスダック総合指数は334.00ポイント(3.85%)高の9018.09で取引を終えた。新型ウイルスの流行による景気への影響を和らげるため、米連邦公開市場委員会(FOMC)は3日、十数年ぶりの緊急利下げに踏み切った。前日の緊急利下げ発表では株価急落に歯止めが掛からなかったが、この日の反発で前日の下げを埋めた。
米株急反発、ウイルス対策予算やバイデン氏躍進で
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