東大医学部卒の医者ママである森田麻里子医師は、自身の息子が毎日6時間寝ぐずりを続ける日々が続いたそうです。そこで睡眠に関する医学研究を徹底的に調査し、1本のメソッドにまとめて実践したところ、なんと息子が3日で即寝体質に!
そんな夢のような寝かしつけの方法を徹底的にわかりやすくまとめた新刊『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』には、夜泣きに悩むご家庭なら必ず知っておきたい知識が満載です。「寝かしつけが手厚すぎると逆に夜泣きが増える」といった意外な事実から、「保育園での多すぎるお昼寝、少なすぎるお昼寝への対処法」「最適な寝かしつけタイミングがわかる8つのサイン」といったすぐに使えるノウハウまで網羅。そんな本書の中から、一部を特別に無料で公開します。
おすすめは「夢から現実に戻る
ストーリー」の絵本
3歳くらいになると、悪夢で夜中に目が覚める子が出てきます。夢でなくても、暗い場所を怖がるようになりがちな時期ですね。
そんなとき、まずはよく話を聞いてあげてください。具体的に何が怖いのか、できるだけ聞き出してみましょう。暗闇が怖いなら、寝るときに薄暗い明かりをつけっぱなしにしても大丈夫です。
悪い夢を見ていたときは、絵本を活用してみてください。主人公が夢を見て現実に戻ってくるようなストーリーの絵本を読んで、夢と現実は違うことを教えてあげましょう。
怖い夢を退治するようなストーリーの絵本を読んだり、見ていた夢の続きのお話を一緒に考えてハッピーエンドで終わらせてあげたりするのもよいですね。
怖い夢から立ち直れるおすすめ絵本
・『かいじゅうたちのいるところ』(モーリス・センダック著、じんぐうてるお訳、冨山房、1975)
・『ペネロペ こわいゆめをやっつける』(アン・グットマン文、ゲオルグ・ハレンスレーベン画、ひがしかずこ訳、岩崎書店、2008)
・『だれもしらないバクさんのよる』(まつざわありさ作・絵、絵本塾出版、2012)