「今は入社の目的や志望動機はもっと違う」という方もおられるかもしれない。

入社の目的や志望動機は
自分自身のキャリアを考える出発点

 いずれにせよ、入社の目的や志望動機は、自分自身のキャリアを考える出発点だ。

 これを自分の言葉で話せるようになることが、自分自身の具体的な行動への発想の展開につながる。

 だから、ビジネスパーソンとして「結果」を出したいなら、自分自身の仕事に対する意図を明確にする必要がある。

 その意図が明確であるほど、「自分が何をなすべきか」がわかりやすくなり、行動も起こしやすいからだ。

 だから、前述の質問に対する回答を考えることは、「営業として、ビジネスパーソンとして、大切なこと」なのだ。

 中には、

「就職活動をしていた頃は内定をもらうことがゴールで、それにしか意識がなかった。仕事で出したい結果は、これから考える」

 という方もおられるだろう。

 それはそれで、今は良い。これからさまざまな仕事を経験することで、自分自身がやりたいことや新しい目標を見つけることもある。そしてその時に、その目標に向かって取り組めば良い。

 だが、自分自身のキャリアに何の目標も目的もないまま40〜50代を迎えると、その後のキャリアの危機を招くかもしれない。

何の目標も目的もなく
要職に就いている人は少ない

 おそらく皆様の勤務先で、キャリアに何の目標も目的もないまま要職に就いている40〜50代は、少ないだろう。

 もし皆様が重要な役職について存分に活躍したいと思っておられるなら、それなりの考え方や取り組みが必要だということだ。