パフォーマンスは必要十分
快適性は十分に“乗用車レベル”

 パフォーマンスは必要十分。加速はとくに強力ではないものの、1名もしくは2名乗車での試乗時は、ことさらの不足感はなかった。シリーズ内には車両総重量が3.5トンに達するモデルもある。そのため、装着タイヤは商用車仕様で、路面への当たり感はやや硬質。それでもフラットさはまずまずで、ノイズも抑えられている。快適性は十分に“乗用車レベル”にある。

トヨタ・グランエース・プレミアム荷室
3列目シートの格納機構未設定 荷室は大型トランクが楽に積める

 ボディのワイドさゆえホイールハウス内が広く、駆動力の伝達からも解放されたことで約45度という大きな前輪切れ角がもたらす小回り性の高さ(最小回転半径5.6m)は特筆ポイントだ。大柄なボディだが取り回し性はいい。グランエースは、既存のミニバンとは一線を画した多人数モデルである。

(CAR and DRIVER編集部 報告/河村康彦 写真/小久保昭彦)

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