米主要航空会社の1社が今秋までに経営破綻する可能性が高いと予想したボーイングのデービッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響と闘う最大口顧客数社から批判されている。事情を知る関係者が明らかにした。関係者の1人によると、カルホーン氏が今週テレビのインタビューでそうした発言をしたことを受け、アメリカン航空グループのダグ・パーカー最高経営責任者(CEO)はボーイングのカルホーンCEOに電話し、驚きと失望を表明した。ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスでもカルホーン氏のコメントは受けが良くなかったと関係者らは話している。ユナイテッドも不快感をボーイングに伝えたという。
ボーイングCEO「航空1社破綻」発言が物議
アメリカンとユナイテッドが不快感
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