中国最大の料理宅配サービス会社、美団点評は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)による混乱にもかかわらず、株主の満足度は高い。ただ、投資家はこの株価上昇が過熱状態かどうかを見極めた方がよさそうだ。26日の香港市場で美団点評が10.4%高となったことを受け、同社の時価総額は1000億ドル(約10兆7560億円)を突破。中国のインターネット企業として、時価総額3位の地位を確実にした。投資家の間では、パンデミックによる混乱の早期収束への期待感が強いようだ。出前の注文から航空券の予約までできる「スーパーアプリ」を運営する同社は25日、1-3月期決算を発表。売上高が前年同期比13%減となり、それまで3四半期連続の黒字から一転して赤字となった。ただ、アナリスト予想よりは良い内容で、美団点評も今月に入って事業が好調に回復しているとの見方を示した。