――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  中国最大の料理宅配サービス会社、美団点評は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)による混乱にもかかわらず、株主の満足度は高い。ただ、投資家はこの株価上昇が過熱状態かどうかを見極めた方がよさそうだ。  26日の香港市場で美団点評が10.4%高となったことを受け、同社の時価総額は1000億ドル(約10兆7560億円)を突破。中国のインターネット企業として、時価総額3位の地位を確実にした。投資家の間では、パンデミックによる混乱の早期収束への期待感が強いようだ。