偏差値と出題傾向は無関係
大手進学塾で女子学院(偏差値76)を狙っていた“ゆりえさん”。6年生の夏ごろからずるずると偏差値が下がり、72あった偏差値が65あたりまで低迷してきました。これでは御三家の女子学院は難しいと考え、第一志望を偏差値69の立教女学院、第二志望を偏差値64の明大中野八王子とし、本番に臨みました。しかし、残念ながらこの2校からは合格をもらえず、偏差値60台の中堅進学校に進むことになりました。
これはゆりえさんの学力の問題ではありません。志望校を「偏差値」で選んでしまった結果なのです。