近年、中学受験では「大学付属校」人気が高まり、激戦となっています。「早慶GMARCH」「関関同立」をはじめとする、人気の「付属中学」の合格を勝ち取るにはどうすればいいのか?
実は、付属校の入試問題は、「御三家」を頂点とする進学校のような難問があまり出ないので、大手塾で落ちこぼれたり、偏差値が20足りない子でも、付属校に“特化した”勉強をすれば、「逆転合格」できる可能性は高いのです。
早慶中学合格率80%、大学付属校合格率100%を誇る「早慶維新塾」塾長の野田英夫氏の話題の著書「中学受験 大学付属校 合格バイブル」の中から、知られざる付属校受験の実態や、合格のためのノウハウの一部をお伝えします。

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 なんとか偏差値60以上の学校に、付属校なら、なお安心かも……。中学受験生を控えた親御さんの気持ちはこんな感じでしゃないでしょうか?

 このようなお気持ちになるのはとてもよくわかります。しかしこれらの思いの中心にある「考え方の軸」が、お子さんの進路選びに悪影響を及ぼしているかもしれません。それは「偏差値至上主義」とでも呼べる考え方です。なるべく偏差値が高いところに、できれば偏差値60以上のところに。現在の親御さんは、いわゆる「受験戦争」をくぐり抜けてきた世代ですから、どうしても考え方の物差しが偏差値になってしまうのです。

 しかし中学受験において、偏差値にとらわれすぎると、お子さんの受験を困難なものにしてしまいます。