インパネは運転席前にアナログの2眼式メーターを置き、センターに大型モニターを据えたレイアウト。ライバルと比較するとオーソドックスな造形で落ち着きがある。クロスオーバースタイルをアピールするeKクロススペースにふさわしいと感じた。

三菱eKクロス・スペースTインパネ
インパネは上質な印象 Aピラーの工夫で視界はワイド 写真はプレミアムインテリアパッケージ(op5万5000円)装着 9インチナビはディーラーop(22万8668円)

 収納スペースは豊富。インパネ助手席側の2段式グローブボックスの上段を引き出しにしているアイデアが目を引いた。後席は左右別々にスライド、リクライニング、折りたたみが可能。スライドを中間ぐらいにセットしても、身長170cmのパッセンジャーが楽に足が組める。広さは十分である。スライドや折りたたみレバーの使いやすさも印象に残った。

(R)ゲートは大型形状 スリム形状の(R)ライトによりワイドな開口部を実現

運転支援システム
Kカーとは思えない高い完成度

 パフォーマンスは十分以上。車両重量は970kgに達するが、ターボエンジンは、100Nmの最大トルクを2400~4000rpmという幅広い回転数で発揮。これをマイルドハイブリッドシステムがサポートする。一般的な走行なら3000rpmくらいまで回せば必要な加速が手に入る。エンジンは発進直後から力強く、その後のパワーの盛り上がりはなだらか。リラックスして走れる。

 静粛性も高い。加速時には相応にエンジン音が高まるが、クルージング時は実に静かだ。高速道路でも街中でセットしたオーディオが楽しめる。オプションで用意される運転支援システムのマイパイロットも、Kカーとは思えない高い完成度に到達していた。高速道路を使ったロングドライブで大きなメリットをもたらすに違いない。