現首相・メルケルが訴えた言葉

 これでシュレーダーは政権を失い、2005年、第8代首相として現在のアンゲラ・メルケル(1954~)政権ができたのです。

メルケルは国民に何と訴えたのでしょうか。
「シュレーダーさんと私の政策は180度違います
 でも、シュレーダーは自分が一番尊敬している政治家です。
 一番尊敬している政治家が政治生命を賭けて通した法律に、私は指一本触れようとは思いません」

 カッコいいですよね。
 これでゾンビ企業が全部消え、ドイツ経済の足腰は強くなったのです。
 日本の中小企業がこれからも生きていくには、競争しかないと思います。
 競争せずに、いいモノやサービスをつくれるはずはなく、サバイブできるはずがありません。競争という当たり前のことを忘れ、「補助金をお願いします」とか「助成金をお願いします」といっていたら、永遠にキャッチアップできません。そこにすべての問題があると思います。

男性:わかりました。ありがとうございます。


 続きは次回にしましょう。
 過去の僕の『哲学と宗教全史』全連載は「連載バックナンバー」にありますので、ぜひご覧いただき、楽しんでいただけたらと思います。