人間は座っている「だけ」で疲れる。
肩コリ、腰痛、首コリ、猫背、むくみの原因は「座り仕事」だった!

「ただ座っているだけなのに、なぜ疲れてしまうのか」。
その答えはシンプルで明快。
「筋肉は動かさないと硬くなる。硬くなると、血流が悪くなり、コリが生まれる」。

硬くなった筋肉を徹底的にほぐし、コリをとる。それにはストレッチしかない。
『座り仕事の疲れがぜんぶとれるコリほぐしストレッチ』の著者、ストレッチトレーナーのなぁさんに「座り仕事」のしつこい疲れのとり方を聞いた。連載のバックナンバーはこちらから。

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ストレッチの4原則

 これまでさまざまなストレッチをお伝えしてきましたが、本日は、ストレッチの効果を高める4原則についてお話しします。

原則1 20秒×3セット

 ひとつのストレッチは「20秒×3セット」が基本です。最初の20秒、筋肉はあまり伸びません。硬くなった筋肉を動かすことで、脳が「きつい! やめて!」という信号(伸張反射)を出すからです。

 しかしその信号は10~20秒で収まり、2セット目からは筋肉が伸びやすくなります。

 1セット目は「伸張反射を終わらせるため」のストレッチ。2セット目、3セット目は「しっかりと筋肉を伸ばすため」のストレッチです。

原則2 セット間の休憩は一瞬

 1セット目のストレッチを終え、伸張反射が収まっても、そこで休みすぎると、またこの反射が起き、1セット目の意味がなくなってしまいます。セット間の休憩は「一瞬」だけ。

「60秒ぶっ続け」のほうが、筋肉はよく伸び、ほぐれます。息は止めずに自然に呼吸してください。

原則3 反動をつけない

 本連載で紹介してきたのは、静的ストレッチという「静止した状態で筋肉を伸ばすストレッチ」です。反動をつけずにじっくり伸ばすと、筋肉がほぐれ、柔軟性が高まります。

 反動をつけて無理に伸ばすと、先に述べた伸張反射がおさまらず、かつケガにもつながります。ゆっくり、じっくり伸ばしましょう。

原則4 お風呂上りがベスト

 体が温まり、血行がよくなっているお風呂上がりに行うと効果的。ただ、無理は禁物。「いた気持ちいい」くらいで止めてください。痛いと力が入り、筋肉が伸びなくなります。

 以上です。この4原則を踏まえ、ストレッチを毎日続けてください。

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