米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは、料理宅配サービスを手掛ける米新興企業ポストメイツの買収に向け協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。買収規模は約26億ドル(約2800億円)。業界再編に向けた動きが矢継ぎ早に広がっている。関係者の1人によると、両社が合意に達した場合、早ければ来週にも発表される可能性がある。ただ合意する保証はない。ポストメイツは、少なくとも昨年からウーバー以外の買い手候補と協議しつつ、同時に新規株式公開(IPO)も計画してきた。複数の関係者は29日、ポストメイツが数日以内にIPO申請を公にする準備を進めていると述べていた。今夏にも上場する可能性があったという。