2.口角を上げたまま話す

 電話もそうですが、声のみのコミュニケーションでは声の高さが重要です。人の聴覚は電話の交換網や少しざわざわした場所では少し高めの声のほうが聞き取りやすいです(高齢者は低い声のほうが聞き取りやすいことが多いです)。

 では、高い声、明るい声で話すには、口角を上げて話すことです。口角を上げるだけで、声の高さが1音から1.5音ぐらい高くなります。

 試しに笑わずに「いいね」と言ってみてください。

 今度はニコッと笑って「いいね」と言ってみてください。

 たったこれだけで、声が高くなったのがわかるはずです。

3.普段より少し遅めのスピードで話すこと

 オンラインの場合、会話に少しタイムラグが生じます。普段から早口になってしまう人は注意が必要です。早口になってしまうと、相手は何を言っているかわからなかったり、ひどく滑舌が悪く聞こえたりします。

 場合によっては、焦っている、または、自分の話が優先で人の話を聞いていない印象を与えかねません。少し遅めに話すことで、相手が話をしている内容をイメージしやすく聞けます。

 相手の声をよく聞き、話をかぶせないよう、伝わり方は対面よりも少し遅めであることを理解しておきましょう。

4.単語の頭で息を吐くだけで、声がびっくりするくらい聞き取りやすくなる

 説得力のある声を出す簡単な方法があります。それは「単語の頭で息を吐く」ことです。長い文章を一気に話そうとすると聞き取りにくかったり発音が悪く聞こえたりします。特に、オンラインの場合では意識しすぎがちょうどよく、音声が綺麗に聞こえます。

 売れっ子のYouTuberの声は聞き取りやすい方が多く、彼らの喋り方を聞いていると、単語の頭で強く息を吐いています。

 単語の頭で息を強めに吐いて話すと、言葉が立って聞き取りやすくなるのです。

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