オンライン会議推進の鍵を握るのが、コロナに敏感な中高年である理由
反対派の声が大きい会社で、オンライン会議を導入するには? Photo:PIXTA

コロナ禍で繰り広げられる
「オンライン会議」の攻防

 タイトルを見て、ZoomとTeams、シスコの戦い?と思った人もいるかもしれないが、そうではない。もっと手前の話である。会社の業務をオンライン化して、どんどんテレワークを進めたい推進派とやっぱり実際に会って、対面で仕事をすることにこだわる反対派の闘いの話である。

 今回のコロナ禍で、一気にテレワーク導入が進んだ。それで会議の多くはオンラインになったわけだが、いまだに強硬に反対している人たちもいる。もう一つ、今回のコロナ禍ならではの観点として、コロナの感染リスクに対して敏感に反応している人と、鈍感であまり気にしていない人という違いも指摘できる。

 この状況をまとめて図示すると、下記のようになる。

(1)コロナ敏感×オンライン会議推進派

 コロナの影響に敏感であり、リスクを避けたい人で、また時間の有効活用や通勤時間の観点からオンライン会議を積極的に推進していきたい人である。

(2)コロナ敏感×オンライン会議反対派

 コロナの影響に敏感で、リスクは避けたいものの、やはり対面での仕事の進め方のほうがオンライン会議での仕事よりも良いと考えていて、オンライン会議の推進には反対している。コロナ感染対策をしながら、対面での仕事を重視していきたいと考えている。

(3)コロナ鈍感×オンライン会議推進派

 自分がコロナにかかることはないし、かかっても重症化するリスクが低いと考えているのであまり心配はしていない。コロナとは関係なしに、オンライン会議にはたくさんのメリットがあるので推進したいと考えている。

(4)コロナ鈍感×オンライン会議反対派

 コロナはコロナとしてそれなりに対応すればよく、オンライン会議も行う必要などない。対面での仕事のほうが良く、できるだけ早く通常(以前と同じ)に戻すべきだと考える。

 この4つである。