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今年1月、株式会社justInCaseが新しい保険商品をリリースした。その名も『わりかん保険』。もしものことが起こったときに、契約者同士が助け合うという仕組みだ。しかし、日本で新しい保険が根付くには課題もあるという。同社代表の畑加寿也氏に話を聞いた。(清談社 中村未来)

圧倒的コスパと透明性で
他の保険商品と差をつける

 今年1月に株式会社justInCaseからリリースされた『わりかん保険』。がんと診断された人に80万円の保険金が支払われ、死亡時には年齢により5万~300万円の保険金が支払われる死亡保障がついている。ここまでは普通のがん保険と変わらないが、大きく違うのは保険料が後払いという点だ。がんになった人に80万円が支払われた後に、加入者全員でその保険金を割り勘するのだ。保険会社の手数料もその中に含まれている。もちろん、がんになった人がいなければ、保険料も0円だ。なお、直近3カ月、2020年2~4月の保険料は0円だったという。

 justInCase代表の畑加寿也氏は、もともと別の保険会社で適正な掛け金や支払金などのデータを算出する数理士(アクチュアリー)として働いていた。保険商品を構築するなかで、その仕組みについて疑問を持つようになったという。

「生命保険の経費が思った以上にかかるものだということに気づき、もっと改善できるはずだと思っていました。それがわりかん保険を始めたきっかけです」