女性教師のラングレー・ロビーさん(38)は米フロリダ州オーランドの「ウォルト・ディズニー・ワールド」に初めて行った時、母親のおなかの中にいた。母親は妊娠6カ月だったが、それでもスペース・マウンテンに乗らずにはいられなかった。  ロビーさんが次にディズニー・ワールドを訪れる時には、さらに変わった状況が待ち受けているかもしれない。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を受けて3月に閉鎖された「魔法の王国」は、9日朝に再びゲストを迎える。ロビーさんは最初に到着するゲストの一団に加わるため、ケンタッキー州オーエンズボロから到着する予定だ。