ジョー・バイデン前米副大統領は14日、気候変動対策に4年間で2兆ドル(約214兆円)を注ぎ込む方針を発表した。民主党予備選の期間中に呼び掛けた内容よりも大規模な投資と素早い行動を柱とするもの。  バイデン氏はデラウェア州ウィルミントンのスピーチで、「大統領に選ばれる栄誉にあずかれば、われわれは表面的な対処をするだけにとどまらない。この重大な時期において好機をとらえる歴史的な投資を行う」と述べた。  バイデン氏の計画は4年間にわたって環境保護政策を経済開発のツールとして活用するもの。同氏は昨年夏に10年間で1兆7000億ドルを投じる方針を示していた。