サウジアラビアが中国政府から協力を受け、ウラン鉱石から精鉱(イエローケーキ)を生産する施設を建設している。事情に詳しい欧米の当局者らが明らかにした。石油王国のサウジが核開発技術の習得に向け一歩前進したことになる。施設の存在は公表されていないが、サウジ北西部の過疎地に位置しているようだ。米国や友好国の当局者らは初期の段階にあるサウジの核開発プログラムが進展をみせ、同国政府が核兵器開発の選択肢を手にすることに懸念を示している。(この記事は更新されます)