中国での自動車販売の回復と、電気自動車(EV)が普及するという期待が、中国の自動車株上昇をけん引してきた。  中国の大手自動車・自動車部品メーカー株の動向を示すS&P指数は12日時点で年初来30%上昇している。これに対し、世界の同等の指数は8.5%の上昇だ。  プラグイン車のメーカーがテスラ株の大幅上昇を反映した形で上昇を主導している。EVに特化したNIOの米預託証券は今年3倍以上に上昇した。競合するリ・オートは先月、米国での新規株式公開(IPO)で11億ドルを調達し、株価は以来36%上昇している。