セブン-イレブン・ジャパンは北海道で展開していた「ネットコンビニ」を7月から東京都内の一部地区に広げた。北海道での実験を経て、新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークなど在宅勤務が増えていることや、コンビニの雇用環境が改善していることもあり展開地域の拡大を決断したとみられている。コンビニがひしめく都内でネットコンビニに勝算はあるのだろうか。(流通ジャーナリスト 森山真二)

なぜセブンは
ネットコンビニを都内にも広げたのか

セブンイレブンは「ネットコンビニ」を順次拡大していくという
セブンイレブンは「ネットコンビニ」を順次拡大していくという。セブンイレブンのホームページより

 セブン-イレブンのネットコンビニは現在(8月24日時点)北海道の118店、広島県の148店に加え、7月中旬から東京都内の世田谷、杉並、中野の3区の計18店に広げた。なぜ、セブンはネットコンビニを東京都内にも広げたのか。

 セブン-イレブンは2018年5月に、北海道の一部地域で実験していたネットコンビニを拡大すると発表。しかし、当時は悪評プンプンだった。

 コンビニ加盟店の負担が増すばかりのサービスであり、本当に加盟店の日販にプラスに働くかどうかも分からないことに懐疑的な声も多かったのだ。