中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業買収を巡り、プライベートエクイティ(PE)投資会社のジェネラル・アトランティックとベンチャーキャピタル(VC)のセコイア・キャピタルが、企業向けソフトウエア大手オラクルによる買収協議を後押し、この案件に参加しようとしている。協議内容に詳しい複数の関係者が明らかにした。  関係者によると、バイトダンスの大株主であるジェネラル・アトランティックとセコイアは、オラクルをはじめとするグループが検討している同事業買収の重要なけん引役となっている。