3日の米株式相場は急反落。ここ数カ月の上げ相場を主導してきたテクノロジー株が売り込まれ、相場の重しとなった。ダウ工業株30種平均の終値は前日比807.77ドル(2.78%)安の2万8292.73ドル。前日には2月以来となる2万9000ドルの節目を回復するなど、足元の値上がりを受けて、投資家が一服商状となったことを示唆した。S&P500種指数は125.78ポイント(3.51%)安の3455.06、ナスダック総合指数は598.34ポイント(4.96%)安の1万1458.10で引けた。この日はフェイスブックやアップルといったテクノロジー大手が下げを主導し、ナスダックの足を引っ張った。フェイスブックは3.7%、アップルは8.0%、アマゾン・ドット・コムは4.6%、それぞれ大きく値を下げた。