問題は4番目である。世界同時の現象なので、「外国ではさめている」という判定条件は使えないが、株式投資家以外はさめている、ということは言えるかもしれない。特に、一部の銘柄については、当該銘柄に投資していない人々はさめているようにも見えるため、要注意だ。

 上記を総合的に考えると、現状がバブルである可能性は否定できず、一部の銘柄についてはバブルのにおいがキツい、ということは言えるだろう。

 もっとも、仮にバブルだとしても、すぐに暴落するとは限らない。むしろ、超金融緩和が続くだろうことを考えると、しばらくは、株価は暴落しない可能性の方が高いだろう。

 したがって、「バブルだからすぐに売れ」などと言うつもりは毛頭ない。しかし、バブルかもしれない時に相場で遊ぶのであれば、くれぐれも小遣いの範囲内で遊んでいただきたい。

 なお、上記は相場観からの投資に関したものであり、老後資金については、筆者はあえて相場観を排して淡々と積み立て投資を続けるべきだと考えているので、バブルか否かを考える必要もないはずだ。初心者の老後資金投資については、別のシリーズ「初心者のための『老後資金』対策講座」(https://diamond.jp/category/s-rougoshikin_taisaku)でじっくり論じることとしたい。

 本稿は、以上である。なお、本稿は筆者の個人的な見解であり、筆者の属する組織等々とは関係が無い。