「自分の考えや打ち合わせ内容をその場で図解する。このテクニックがあれば、会議、ブレスト、プレゼンが劇的に変わる。考える力と伝える力が見違えるようにアップする」
こう語るのは、アートディレクター日高由美子氏。発売6日で大重版が決まった『なんでも図解』の著者です。「フレームワーク」や「キレイな絵」を一切排除し、瞬間的なアウトプット力の向上を徹底的に追求するワークショップ、「地獄のお絵描き道場」を10年以上続けています。複雑なことをシンプルに、難しい内容をわかりやすく。絵心ゼロの人であっても、「その場で」「なんでも」図解する力が身につくと評判になり、募集をかけてもすぐキャンセル待ちに。
本連載では「絵心ゼロの人であっても、伝わる図を瞬時に書くためのテクニック」をお伝えします。

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図解力アップのカギは「型」

 図解は「型」を知るだけで一気に書きやすくなります。本日は「時系列型」を解説します。

 これは「流れが大まかに予想されるときや議題、テーマが明確なとき」に使います。セミナーや会議などで活躍します。

 スペースを2分割あるいは3分割し、時系列にそって書いていきます。話が変わったと感じたら、隣のブロックへ。もしも話がブロックを跨いだ場合は矢印でつなぎます。タイトルを目立たせ、テーマを明確にし、分割によって大まかな流れを作ると、情報量が多くても見やすくできます。例をお見せします。次の画像の見てください。

 ポイントは次の5点です。

(1)タイトルは本文の1.5倍くらいの大きさで。データで残しても後から見つけやすい
(2)見出しをつける。後から下線や行頭文字を加え、差をつける
(3)ページ数も重要。内容を見返しやすい
(4)タイトルと本文の間は特に意識してスペースを空ける。後から情報を付加しやすい
(5)横型の場合は3分割がオススメ

 (2)の「見出しは後から目立たせる」が特に大事です。