厚生労働省では、1時間ごとに10分の休憩を取るように指導している。この時、涙を出すことが目を守ることになる。まばたきを意識的にする、まばたきを深くすることによって涙液が出る。

 普段のまばたきは案外と浅く、瞳孔の下まできちんとまばたきをしていない。そのため、目の下の角膜がずっと乾いた状態になっていることが多い。一番下まで意識的にまばたきをすることで涙が補充され、ドライアイを防ぐことができる。

冷やした目薬は
目の疲れに逆効果

 ドライアイの発症には男女差があり、女性に発症しやすい。

 パソコンでの作業者のうち、女性の有病率は48%と、およそ2人に1人がドライアイだ。一方、男性の有病率は27%と、女性の半分程度。

 女性の発症率が高い理由の一つとして、化粧を指摘する声もある。

 アイメイクをする際に涙腺のうち油分を分泌するマイボーム腺が化粧品で塞がれ、油分の量が減ってしまうというのだ。

 目にはたばこも良くない。タバコの煙にさらされると涙の分泌が不安定になり、炎症の細胞が増えて目に負担がかかる。

 コンタクトレンズもドライアイの原因だ。

 コンタクトレンズは、それ自体が水分を吸う性質がある。そのため、涙がコンタクトレンズに吸収されて、目の表面が乾きやすくなる。パソコンを使う時はコンタクトを外してメガネに変えた方がいい。