住友林業とミサワホームが受注金額で前年超え!大和ハウスは独り負け【10月度・業界天気図】Photo:PIXTA

コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、10月度の住宅メーカー編だ。

住友林業とミサワホームが好調!
大和ハウスは独り負け

 住宅メーカーの主要4社が発表した10月度の月次業績データ(住宅受注金額、棟数など)は、以下の結果となった。

 10月度のセキスイハイム(積水化学工業)の住宅受注(棟数ベース)は、前年同月比100%(増減なし)だった。

 住友林業の受注金額(合計)は、同109.0%(9.0%増)、ミサワホームの受注金額(合計)は、前年同月比117.0%(17.0%増)と好調に推移した。

 一方で、大和ハウス(大和ハウス工業)の受注金額(合計)は、同93.0%(7.0%減)と伸び悩んだ。