タッグを組んでコロナ対策に当たってきたパウエルFRB議長(左)と、ムニューシン米財務長官だが、財政出動を巡って対立が表面化した(写真は20年6月撮影)
タッグを組んでコロナ対策に当たってきたパウエルFRB議長(左)と、ムニューシン米財務長官だが、財政出動を巡って対立が表面化した(写真は20年6月撮影) Photo:Tasos Katopodis/gettyimages

 新型コロナウイルス対策のために日本政府は今年、財政赤字を急拡大させた。海外諸国と比べると、それはどういった規模感になるのか?

 国際通貨基金(IMF)が10月に発表した先進国の政府債務残高の経済規模(名目国内総生産〈GDP〉)比の推計を見てみよう。すると、昨年は単純平均で68%、今年は82%になる。13ポイント増だ(小数点以下は四捨五入。以下同)。

 日本は昨年が238%、今年は266%と水準はいずれも1位で、増加幅28ポイントも1位だ(平均の倍以上)。ただし、この推計は第3次補正予算前のものだ。同予算は本稿執筆時では確定しておらず、20兆円超との報道も一部見られる。