ホンダの八郷隆弘社長
ホンダの八郷隆弘社長 Photo:Katsumi KASAHARA/gettyimages

ホンダが
相次いで新展開を発表

 コロナ禍による業績悪化からの打開策を模索している自動車業界にあって、ホンダは今秋以降、相次いで業界で注目される新展開を発表し、存在感を示している。

 それは、米ゼネラル・モーターズ(GM)との提携強化・戦略提携やF1の「参戦終了」の発表のほか、自動運転レベル3の型式指定取得による「日本車一番乗り」の発表である。

 ホンダは、ここ数年、四輪事業の収益悪化の立て直しに追われていた観があり、「儲(もう)からないホンダ」イコール「ホンダらしさ」が失われてきたとの見方が多くなっていた。しかし、「新たなホンダらしさ」に向けて布石を打ってきた八郷ホンダ体制最後の「総仕上げ」が、一気に表面化してきたものとみられる。

 では、ここで具体的にこれらの施策について解説してみよう。