ふつうの会社員でも10年あれば、気づいたときには1億円!
小型株は伸びしろが大きいわりに、目をつけている投資家が少ない。
それだけに、株価が何倍にも伸びる可能性をふんだんに秘めている。
大学時代に投資を始めた著者は、6~7年後に資産1億円を達成。
いまでは1銘柄だけでも億単位のリターンを得ている。
10万円から株式投資をスタートしたとしても、
収入から生活費を除いた分を追加して投資額を増やしていけば、
1年で資産100万~200万円は十分目狙える。
すると銘柄の選択肢が広がり、資産を急角度で増やせる可能性がアップ。
資産1000万円くらいで壁にぶつかりがちだが、
この壁を突破すれば10万円を100万円、
100万円を1000万円に増やした感覚で“億り人”に近づける。
ベストセラー『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』の刊行から1年。
『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 実践バイブル』として、
小型株集中投資のテクニックを全公開!
次回に続いて、可能な限り株式投資で損失を避けるためのポイントです。
ここでいう損失には「機会損失」(チャンスロス=本来得られるはずの利益を失ったこと)も含みます。
株価3倍(=時価総額3倍)になるポテンシャルがない
「株価3倍=時価総額3倍」になるポテンシャルがほとんどない銘柄には、投資しないほうがいいです。もともと投資は損するリスクを負うものです。100万円で株を買ったら、その100万円を失うリスクも負っています。ゼロになることは滅多にありませんが、投資額以下になるリスクを抱えるにもかかわらず、期待リターンが+10%とか+20%程度では割に合いません。大切なお金をリスクにさらして投資をするのですから、最低でも株価3倍を目指せる銘柄に投資対象を絞りましょう。
株価にほとんど動きがない
株価に動きがないものは、底値買いのチャンスと思うかもしれません。しかし、どれだけポテンシャルが高い銘柄でも、その株が投資家に注目されて、実際に買われなければ、株価は上昇しないのです。投資しても株価がグズグズと動かず、しびれを切らして売った直後に上がったりします。ポテンシャルの高い会社でも投資家に注目されていない株は、「上がったら買うリスト」に放り込んでおきましょう。こうした銘柄は注目されて上がり始めた直後に買っても遅くはありません。
すでに短期間で株価が上がってしまっている
短期間で株価が上がった銘柄は、株価上昇の理由が本当に業績を大きく押し上げるものでない限り、急落するリスクをともないます。株価上昇の初めのほうで買うチャンスを逃し、上昇してから1週間くらい経過していたり、TwitterやYahoo!ファイナンス掲示板で盛り上がっている銘柄をわざわざ買う必要はありません。そうした銘柄は、すでに多くの投資家が保有していて、いつ利益確定(売り)をしようかとタイミングを見計らっていますから、株価下落リスクも高くなります。