「次に読みたいドラッカー作品は何ですか?」
では次に、「次に読みたいドラッカー作品は何ですか?」の結果です。こちらは人気上位5作品が以下のようになりました。
次に読みたいドラッカー作品は何ですか?
結果
1.プロフェッショナルの条件
2.現代の経営
3.ネクスト・ソサエティ
4.経営者の条件
5.仕事の哲学
第1位と第2位には、『プロフェッショナルの条件』と『現代の経営』がほぼ同数でランクインしたのは興味深いところです。『プロフェッショナルの条件』の場合は、ほかに何か特定のテーマの作品を読み、改めてドラッカーを体系的に読んでみたいということかもしれません。『現代の経営』については、まずはドラッカーのマネジメント関係の初期の代表作を読んでみたいということでしょう。
第3位は『ネクスト・ソサエティ』ですが、これをまだお読みでない方は、急がれたほうがいいと思います。刊行は2002年ですから、今から10年前の作品です。でも、少しも古さを感じさせません。変化する雇用構造、少子高齢化、ITの浸透、アントレプレナーの勃興を軸に、今後出現する社会を予見していますが、それこそ、まさにいま私たちが直面しつつある新しい現実です。
第4位の『経営者の条件』は、「一番好きなドラッカー作品は何ですか?」の第1位ですから、ここにランクインしていても、少しも不思議ではありません。
第5位の『仕事の哲学』は、ドラッカーの『論語』ともいうべき名言集です。しかもテーマは、「仕事の成果が問われるいま、ビジネスパーソンはいかに能力を高め、自己実現を遂げるか」。人並みの能力でプロになる知恵を、ドラッカーの言葉から精選したものです。