経済的に自立して早期リタイアを果たす「FIRE」を目指し、
株式投資を始める個人投資家が増えている。
その多くの投資対象は日本株だが、じつは米国株こそFIREへの近道だ。
米国株は日本株より手堅い。
某大手金融機関に勤めていた著者は、40歳で早期リタイアを考え始め、
2020年に資産1億円達成を計画。
計画を前倒しで2019年に目標達成、51歳で早期リタイアを実現した。
初の著書『【エル式】 米国株投資で1億円』では、
早期リタイアの大きな原動力となった米国株の投資術を全公開。
これまでの投資歴や投資銘柄、今さら聞けない米国株投資の基礎の基礎から、
年代や目的別の具体的な投資指南、最強の投資先10銘柄に至るまで、
“初心者以上マニア未満”の全個人投資家に役立つ情報を徹底指南する。

Photo: Adobe Stock

株式投資のきっかけは
「ユニクロ」だった

私はサラリーマン2年目から株式投資を始め、40歳のときに「2020年までに株式投資で1億円の資産を築いて早期リタイアする」ことを目標に掲げました。

その目標を1年前倒しで実現して2019年、28年勤めた会社を51歳で早期リタイア(投資活動は継続していますから、「セミリタイア」と呼ばせてもらいます)しました。

参考までに、私のこれまでの投資の歩みを振り返っておきましょう。

サラリーマン2年目で投資を始めたのは、上司から「社会勉強のつもりで、株でもやってみたら?」といわれたことがきっかけでした。

ブログではこれまで伏せてきましたが、私が勤めていた会社は某金融機関です。

株式を扱っている証券会社ではなく、私自身は営業職でしたが、株式投資をすることで金融や経済の生きた知識と経験が身につくと考えて、上司がアドバイスしてくれたのでしょう。

始めのうちは、日本株と投資信託に投資していました。

その後、株式投資にのめり込むきっかけとなったのは、1997年のファーストリテイリング(東証一部・9983)。

地方に勤務していたとき、ロードサイドで「ユニクロ」の店鋪を偶然目にして興味を持ち、いろいろと調べるうちに将来性のある会社だと思いました。

株価がまだ割安な時点で購入して、1999年にユニクロの「フリース・ブーム」が巻き起こって株価が爆上げしたタイミングで売却し、初めて大きな利益を得たのです。