米国株投資のきっかけは
アマゾン・ドット・コム
米国株に初めて投資したのは、2005年のアマゾン・ドット・コム(AMZN)。
アマゾンは赤字経営でしたが、自分で使ってみて、「これから大きく伸びそうな会社」だと思ったことがきっかけでした。
米国株のカッコ内のアルファベットは「ティッカーシンボル」と呼ばれる記号であり、日本株の証券コード(ファーストリテイリングのカッコ内に入れた4桁の数字)のように、各銘柄を識別するためのものです。
いまだにアマゾン・ドット・コムは、米国個別株ではいちばん多く所有しています。
ブログを始めた2007年前後からは、米国株を含めた国際分散投資を行う「インデックスファンド」への投資も始めています。
金融機関では、職務上知り得た情報で「インサイダー取引」をしないように、配属部署ごとに社員の株式投資に制限がかかります。私も異動先によっては、株式投資に制限がかかることもありました。
2015年に地方勤務となり、そうした制約がほぼなくなったタイミングで、ちょうどインターネット証券での米国株の取り扱いが増えました。
さらに米国株売買の税金問題をよりシンプルに解決する「特定口座」の開設も始まり、この年が日本における「米国株元年」となったのです。
この米国株元年に、私は株式投資の軸足を日本株から米国株へと移しました。
そのときは気づきませんでしたが、いま振り返ってみると、そのシフトチェンジこそがセミリタイアを加速させるきっかけとなったのです。