――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 *** 画像処理半導体(GPU)大手の米エヌビディアがゲーム用半導体を難なく売りさばけるのは朗報だ。ただし、その半導体を手に入れるのが誰になるかは、悪いニュースかもしれない。 このところの仮想通貨(暗号資産)の価格急騰は、エヌビディアのGPUに対する需要を押し上げている可能性が高い。GPUはビデオゲーム向けに設計されているが、イーサリアムなどの仮想通貨の採掘(マイニング)にも使用されている。仮想通貨取引のマッチングや更新を通して報酬を得るこのプロセスは、価格が上昇するほど利益も大きくなる。
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