スタイリング&インテリア

 エクステリアは完全キープコンセプト。従来モデルと同様、ホンダ初の軽乗用車、N360(1967年デビュー)のモチーフを踏襲。「丸・四角・台形」を基本に、愛着がわく造形でまとめている。ボディのアウターパネルは、従来モデルと共通仕様。デザイナーは「スタイルを“変えない”というよりも、“変える必要がない”と判断した。さまざまなトライをしたが、結局このスタイリングに戻った」と語る。

 新型のヘッドライトは軽自動車初のLEDデイタイムランニングランプ付き。フロントマスクは、いちだんとハンサムになり、前後バンパーのブラックラインにより、安定感が高まった。歴史的な名車をオマージュしたデザイン手法はフィアット500やMINIと共通。新型Nワンのスタイリングは、どこか懐かしく、そして新しい。

 ボディサイズは全長×全幅×全高3395×1475×1545mm(FF)。全高は旧型ローダウン仕様と同様に一般的な立体駐車場が利用できる設定。ただしオリジナルとプレミアムに設定される4WD仕様は全高が25mm高くなる。アンテナは運転席サイドに配置するスタイルだ。

 インパネは全面新設計。ワイド感を重視したシンプルなデザイン。ドライバー正面にスピードとタコメーターを配置。ステアリングは操作性に優れた3本スポーク形状。助手席側は、下部の形状見直しで空間のゆとりが大幅アップ。足が組めるほどのフリースペースが生まれた。

 装備は充実。全車にナビ専用スペシャルパッケージ、プラズマクラスター技術搭載フルオートACを標準装備する。前席は従来のベンチ形状からセパレートシートに一新。各部の見直しで快適性とサポート性が向上。小物が収容できるセンターコンソールを装備する。

 RSに新設定された6速MTのシフトノブは、かつてのS2000用をベースにしたディンプル本革巻きになる。

 ボディカラーは多彩。オリジナルは単色6種とルーフをホワイトで仕上げた2トーン4種の全10タイプを設定。プレミアムは単色6種と2トーン4種。RSは単色1種、2トーン4種をラインアップしている。それぞれモデルのキャラクターに合わせ、単色、2トーンとも色調を変えており、フレームレッドやサーフブルーはオリジナル専用色。RSは2トーンカラー仕様のプレミアムイエローパールとサンセットオレンジが用意される。