転職で後悔しないために押さえておくべき「3要素」とは何か
転職では自分の中の判断軸を持っておくことが重要です Photo:PIXTA

転職希望者が押さえるべき「KTK」とは

 キャリアコンサルタントが候補者との面談でしっかり押さえるべきポイントに、その人の価値観、強み、そして希望の3点があります。当社では頭文字を取ってこの3要素を「KTK」と呼び、KTKをしっかり押さえた上で求人案件をマッチングし、丁寧にご紹介していくことを心掛けています。

 KTKがぼやけていると、転職の決断などできません。自分は何を判断材料として、どういう優先順位で考えるのかという転職の判断軸がしっかりしていなければ、決断のしようがないからです。したがって価値観、強み、希望のKTKをしっかり整理することが非常に大事です。

 ただし、この3要素は変化します。候補者の方たちを見ていて興味深いのは、転職活動の過程でKTKが変化する人がかなりいることです。転職活動を始めてすぐ変化する人もいれば、活動の半ばくらいから変化を始め、転職が決まったときには当初とは大きく変わっている人もいます。

 この変化は多くの場合、“リアルな転職市場”に触れることによって生じます。例えば「もっと給与を上げたい」という人が実際の相場を知り、「不満を持っていたけれど、世の中では今の給与でもかなり良い水準なんだ」と気付くわけです。