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ふつうの会社員でも10年あれば、気づいたときには1億円!
小型株は伸びしろが大きいわりに、目をつけている投資家が少ない。
それだけに、株価が何倍にも伸びる可能性をふんだんに秘めている。
大学時代に投資を始めた著者は、6~7年後に資産1億円を達成。
いまでは1銘柄だけでも億単位のリターンを得ている。
10万円から株式投資をスタートしたとしても、
収入から生活費を除いた分を追加して投資額を増やしていけば、
1年で資産100万~200万円は十分狙える。
すると銘柄の選択肢が広がり、資産を急角度で増やせる可能性がアップ。
資産1000万円くらいで壁にぶつかりがちだが、
この壁を突破すれば10万円を100万円、
100万円を1000万円に増やした感覚で“億り人”に近づける。
ベストセラー『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』の刊行から1年。
『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 実践バイブルとして、
小型株集中投資のテクニックを全公開!

お金を使う 考えるPhoto: Adobe Stock

お金を自分のために使うか
他人のために使うか

今回は株式投資の話からちょっと離れますが、「お金で幸せは買えるのか?」ということついて考えてみたいと思います。

これは人類の永遠のテーマとも言えますが、「お金で幸せは買える」などと身も蓋もないことが言われることは、まずありません。

「幸せは決してお金で買えない」というのが、世間一般では正しいとされる定説であり、多くの人が納得する回答だと思います。

しかし、今回はあえて、この定説に疑問を投げかけてみたいと思います。

果たして本当に幸せをお金で買うことはできないのでしょうか。

「実はお金で買えるタイプの幸せもあるのでは?」

そんな疑問に対して、実験をした人がいました。

ハーバード・ビジネススクールのマイケル・ノートン マーケティング学准教授(当時)は、次のような実験をしました。

ある朝、バンクーバーにある大学のキャンパスで、学生にお金とメモの入った封筒を渡しました。

封筒に入っているお金は、5ドルか20ドルのどちらか。

さらに、それぞれの封筒の中には、

「午後5時までに、このお金を自分のために使ってください」
「午後5時までに、このお金を誰かのために使ってください」

という2種類のメモを1枚ずつ入れて、このお金とメモの入った封筒を学生にランダムに配りました。