投資商品は、複雑なものを選ぶよりシンプルなものを選んだ方が安心で、しかも得な場合が多いので、シンプルなものの中から選ぶべきである。(経済評論家 塚崎公義)
レストランはシェフの味付けを楽しむところだが投資は違う
レストランで料理を楽しむのは、素材の栄養素を体内に取り込むことが目的ではなく、シェフの味付けを楽しむことが主目的であるから、素材と調味料を別々に提供されたのでは意味がない。
しかし、投資商品は、結局最終的なリターンが問題なのであるから、個々の投資商品を組み合わせた複雑な商品を買うのと個々の商品を別々に買うのと同じはずである。そうであれば、素材を別々に買うべきであろう。
素材と調味料を別々に買えば、自分に必要なものか否かを個々に判断できるし、それぞれの価格も市場価格と比べて高すぎないか否かチェックもできるからである。