生活保護
筆者が10分間のラジオ出演の後で感じた、生活保護に関する「大きな宿題」とは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

ラジオ番組で
生活保護について語る

 1月27日、菅義偉首相が参院予算委員会で「最終的には生活保護がある」と発言したことから、「生活保護のリアル」に関する多様な発言が活発化している。活発に発言しているのは、支援者や報道関係者や政治家だけではない。当事者たちも、自ら、あるいは他者の助けを得て、自らの経験した「生活保護を必要とする状況」「生活保護とのもとで暮らすということ」を積極的に語り始めた。歓迎すべき傾向である。

 日に日に生活保護への関心が高まる中、筆者のもとに文化放送『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』から出演の打診があり、2月1日、10分ほどの出演の機会を得た。自宅から、2匹の猫に代わる代わる膝に乗られつつの出演であったことが、リラックスして語るべきことを語ることへとつながったと考えている。とはいえ、反省点も多い。

 この日は、緊急事態宣言の期限切れが2月7日に迫る中、国会で行われていた攻防が中心になっていた。特措法と緊急事態宣言の延長をめぐる国会での攻防を、要領よくテンポよく伝える女性放送記者の手腕に感嘆していた筆者は、

「最後のセーフティネットとされる生活保護の現状は、どうなっているのでしょうか? 日本評論社から『生活保護リアル』という本を出版されているフリーランス・ジャーナリスト、みわよしこさんにお聞きします」

 と、自分の名前が呼ばれたので慌てた。リラックスしすぎである。