
手軽に購入できる「コンビニコスメ」。これまでは「緊急時に手軽に使えるスキンケアアイテム」が多く、近年はこうしたニーズを汲んで、メーク落とし、洗顔料、化粧品、保湿クリームなどが個包装の状態でそれぞれ入った「トラベルセット」を取り扱うコンビニが定番化してきた。そんななか、コンビニコスメは益々進化を遂げているという。(清談社 鶉野珠子)
コンビニ独自の商品で
ドラッグストアと差別化
急な外泊のとき、旅行先に持っていき忘れたとき、真夜中に化粧品を使い切ってしまったときなど、「緊急時に購入するスキンケアアイテム」というイメージが強かったコンビニコスメ。
ところが近年、その立ち位置が変わりつつある。アイシャドーやマスカラ、チークといったメーキャップアイテムが充実し、「コンビニでしか買えないコスメ」を求めて来店する客も増えてきているという。